🍲【まだ誰も知らない日本がここに】“奥久慈しゃも鍋”が世界で一番美しい鶏鍋なワケ|茨城グルメ旅ガイド

【まだ誰も知らない日本がここに】“奥久慈しゃも鍋”が世界で一番美しい鶏鍋なワケ|茨城グルメ旅ガイド

日本の隠された鍋料理・奥久慈しゃも鍋

こんにちは!日本ローカル文化ブロガーのぐっちーです。

海外からの旅行者に人気の「鍋料理」といえば、すき焼き、しゃぶしゃぶ、もつ鍋…
でも、それだけだと日本の本当の鍋文化には出会えません。

今日ご紹介するのは、茨城県大子町(だいごまち)という小さな町に300年伝わる――
世界にまだ知られていない、“最高に繊細で誇り高い鶏鍋”

その名も…

「奥久慈しゃも鍋(おくくじしゃもなべ)」

これは単なるローカルグルメではありません。
自然・歴史・暮らし・誠実さが詰まった、“文化を食べる旅”の扉なのです。


🐓【しゃもって何?】奥久慈しゃも鍋の歴史と特別さを1分で解説

🐓【しゃもって何?】奥久慈しゃも鍋の歴史と特別さを1分で解説
画像はイメージです

「しゃも」とは、タイから輸入した品種を改良した日本原産の鶏。
中でも“奥久慈しゃも”は、昭和50年代に品種改良されて生まれた品種で、
茨城県の山間部で昔ながらの放し飼いで育てられています。

  • 🕒 飼育日数は一般の鶏の3倍(120日以上)
  • 🏞 餌は地元の穀物と天然素材中心、ストレスフリーの環境
  • 🍗 脂肪分が少なく、噛めば噛むほど旨みが溢れる肉質

江戸時代、武士や庶民が賭博の為に闘鶏に使っていた「軍鶏」がルーツ。
その文化が、今では地元の家庭鍋に生まれ変わったのが「奥久慈しゃも鍋」なのです。

🧠【ポイント】日本では“家庭料理”こそ文化の核。しゃも鍋はその象徴です。


🌿【どうしてそんなに人気?】茨城県民が心から愛する3つの理由

  1. “鍋を囲む”という家族文化の象徴
     → 冬の夜、家族や友人と一緒に心まで温まる料理。
  2. “地鶏信仰”と言えるほどの地元の誇り
     → 地元の小学校の給食にもしゃもが使われるレベル。
  3. “引き算の料理哲学”
     → 複雑なソースは不要。素材の本気だけで勝負する味。

🍽️【現地での食べ方は?】五感でしゃも鍋を体験する方法

🍽️【現地での食べ方は?】五感でしゃも鍋を体験する方法
引用元:写真AC

① 出汁の楽しみ方

奥久慈しゃも鍋の最大の魅力は、「しゃも肉の旨味がにじみ出たスープ」。出汁は基本、地元の醤油+昆布+しゃもガラで取ります。味は濃すぎず、しゃもそのものの味を邪魔しない「引き算のだし」です。

ポイント:火にかけてすぐ煮立てず、じっくり中火で煮出すことで透明感のある旨味が出ます。


② 肉の部位の食べ分け

しゃも肉は赤身が強く、食感がしっかり。部位によって旨味も食感も違います。

  • モモ肉:一番人気。弾力が強く、噛むほどに旨味がじわじわ。
  • ムネ肉:さっぱりだが香りが強い。薄切りにしてしゃぶしゃぶ風にも。
  • 首や皮:コリコリ食感と脂の甘みが楽しめる。出汁にも◎

地元では「骨付きのぶつ切り」で提供されるのが主流。肉をしゃぶる楽しさもあります。


③ 野菜と「しめ」のおすすめ

具材は主に地元産の根菜類が中心です。大根、ごぼう、長ねぎ、白菜、しいたけなど、すべて鍋に合うものを厳選。

締めは、

  • 雑炊(卵とじ):黄金色のスープが米にしみ込み、極上の一杯に。
  • 地元うどん:モチモチ食感で、しゃもの脂と相性抜群。

「しゃも鍋は、しめが本番」という地元の人の声もあるほどです。


🏡【ぐっちー推薦】奥久慈しゃも鍋が食べられるお店3選


🏡【ぐっちー推薦】奥久慈しゃも鍋が食べられるお店3選
引用元:写真AC

1. 【弥満喜(やまき)】|しゃも料理の最高峰を堪能できる老舗

  • 住所:茨城県久慈郡大子町大子741
  • 電話:0295-72-0208
  • 営業時間:11:00~15:00 / 17:00~20:00(水曜定休)
  • 主なメニュー
    • 奥久慈しゃもすき鍋(2人前から)
    • 奥久慈しゃも天麩羅
    • 奥久慈しゃも丼

特徴
創業70年以上の老舗で、「奥久慈しゃもを最高の状態で出す」ことに情熱を注ぐ料理長が在籍。すき焼き風の割り下で味わう「しゃもすき鍋」は、旨味・香ばしさ・香りの三拍子がそろった一品。

料理は芸術、しゃもは素材。五感で味わう食体験をぜひ。


2. 【かくれ里 庄の家】|山里の囲炉裏で味わう静けさと鍋

  • 住所:茨城県久慈郡大子町高田985
  • 電話:0295-72-5665
  • 営業時間:10:30~20:00(水曜定休)
  • 主なメニュー
    • 奥久慈しゃも鍋セット(2人前から)
    • 奥久慈しゃも親子丼
    • 奥久慈しゃもそば・うどん

特徴
築100年以上の古民家で、囲炉裏を囲みながらしゃも鍋をいただける貴重なお店。調理は炭火・土鍋・手仕事中心で、自然と人が融合した空間

雪が舞う日に訪れたい。心まで温まる、まさに「食の宿」。


3. 【和風レストラン 七曲り】|気軽に通える地元密着型の人気店

  • 住所:茨城県久慈郡大子町下野宮3504−1
  • 電話 0295-72-5391
  • 営業時間:11:30~15:00 / 17:00~22:00(木曜定休)
  • 主なメニュー
    • しゃも鍋うどん
    • 奥久慈しゃもなべ
    • 奥久慈しゃも焙り焼き

特徴
観光客よりも地元の常連客が毎週訪れる人気店。価格も手頃で、出汁の味わいとしゃもの弾力がしっかり味わえる。うどん出汁は特に評価が高く、ランチ利用におすすめ。

地元の「いつもの味」がここにあります。派手さはないが、確かな満足感。

✈️【旅のまとめ】しゃも鍋は「食べる日本文化体験」だった

✅ 奥久慈しゃも鍋=素材・技術・誇りの結晶
✅ 東京から2.5時間で体験できる、未発見の食文化
✅ 料理を通じて、日本人の精神と暮らしを感じることができる

🌐【旅のヒント】“観光名所”よりも、“地元の味”を目的地にしてみてください。旅の満足度が変わります。


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