📌 速査ポイント
- 2025–2026年の年末年始休業は12月27日〜1月4日(最大9日間)と長期化
- コンビニ(セブン・ファミマ・ローソン)はほぼ24時間営業を継続
- 銀行・郵便局・市役所は12月31日〜1月3日が完全休業
- 百貨店は1月1日休業+1月2日「初売り」が定番(5日まで通常営業に戻る)
- JR・地下鉄は大晦日終夜運転+元日臨時ダイヤ。観光地への移動は可能
「日本に年末年始旅行を予定したけど、お店が全部閉まってしまうのでは?」「銀行が休みでお金が下ろせなかったらどうしよう」「観光地の駅は開いている?」――12月末から1月初めの来日観光客から最も多く聞かれる不安です。確かに日本の年末年始は欧米と比べて商業活動が大きく停滞し、特に1月1日〜3日の「正月三が日」は多くのレストラン・小売店・行政機関が閉まります。一方でコンビニや交通インフラ、観光向け施設は通常通り稼働するなど、業種によって明暗がはっきり分かれます。
本記事では、2025–2026シーズンの実データをもとに、業種別の営業カレンダーと外国人観光客が乗り切るための実用ノウハウ(食事・買い物・両替・交通)を整理しました。読み終わるころには、あなたが滞在する期間に「何が開いていて、何が閉まっているか」が頭に入っている状態になります。
目次
- 2025–2026年末年始のカレンダー
- 業種別の営業状況一覧
- コンビニ・スーパーの利用術
- 飲食店の営業状況と予約のコツ
- 銀行・郵便局・両替の代替手段
- 交通機関のスペシャルダイヤ
- 外国人観光客が陥りやすい落とし穴
- あなたの滞在パターン別おすすめ動き方
- よくある誤解
- FAQ
- 出典まとめ
- まとめ
2025–2026年末年始のカレンダー
2025–2026年は12月27日(土)〜1月4日(日)の最大9連休。土日と祝日の組み合わせで例年より長くなっています。実際の閉店期間は業種により12月29日〜1月3日が最も多いパターンです。
| 日付 | 曜日 | 主な状況 |
|---|---|---|
| 12月27日 | 土 | 官公庁・銀行は仕事納め前日 |
| 12月28日 | 日 | 官公庁・銀行:仕事納め |
| 12月29日〜30日 | 月・火 | 中小規模店舗が順次休業 |
| 12月31日 | 水 | 大晦日。深夜帯が観光ピーク |
| 1月1日 | 木 | 元日。初詣・銀行/百貨店休業 |
| 1月2日 | 金 | 百貨店「初売り」スタート |
| 1月3日 | 土 | 三が日終了。徐々に通常営業へ |
| 1月4日 | 日 | 多くの店舗が通常営業に復帰 |
| 1月5日 | 月 | 官公庁・銀行:仕事始め |
業種別の営業状況一覧
| 業種 | 12/31 | 1/1 | 1/2–3 | 1/4以降 |
|---|---|---|---|---|
| コンビニ | 24h | 24h | 24h | 24h |
| 大手チェーン居酒屋 | 深夜まで | 店舗による | 店舗による | 通常 |
| 百貨店 | 短縮 | 休業 | 初売り | 通常 |
| スーパー | 短縮 | 短縮 | 短縮 | 通常 |
| 銀行・ATM | 15時まで | 休業 | 休業 | 1/4から営業 |
| 郵便局 | 休業 | 休業 | 休業 | 1/5から |
| 市役所・行政 | 休業 | 休業 | 休業 | 1/5から |
| 寺社 | 深夜開放 | 初詣 | 混雑 | 通常 |
コンビニ・スーパーの利用術
あなたが年末年始に日本にいるならコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン)が最大の味方です。三大チェーンはほぼ全店24時間営業で、おにぎり・サンドイッチ・お弁当・スナック・コーヒー・公衆Wi-Fi・ATM・国際郵便発送・チケット予約までこなせます。
三が日のコンビニ実用ポイント
- セブンイレブンのATMは三井住友・みずほ・三菱UFJ等のキャッシュカードに対応+VISA/MASTER/銀聯対応。海外カードでも日本円が引き出せる
- ファミリーマートとローソンもVISA・銀聯対応
- おでんは大晦日〜元日に売り切れる店舗多数。早めの購入推奨
- イートインスペースは元日も使える店舗多い
スーパーの初売り
イオン・イトーヨーカドー・ライフ等の大手スーパーは1月2日から初売りを実施。鮮魚・精肉が大幅値下げ+お正月食品(おせち・餅・おとそ)の在庫処分価格で販売されます。1月1日は基本休業ですが、駅ナカの「マイバスケット」「まいばすけっと」など小型スーパーは元日も営業の店舗あり。
飲食店の営業状況と予約のコツ
飲食店は業態によって大きく違います。個人経営の飲食店は12月29日〜1月3日まで完全休業するケースが多い一方、チェーン店はほぼ通常営業。観光客が安心して行けるのは以下のチェーンです。
✅ 三が日も営業(24h or 通常)
❌ 三が日休業多め
- 個人経営の和食・寿司・割烹
- 個人ラーメン店
- 居酒屋(夜の小規模店)
- 市場・商店街の専門店
- ミシュラン星付きレストラン
三が日に高級店を予約したい場合は、OpenTable や食べログで「営業中」フィルターを使うのが手堅い方法。ホテルダイニングは正月メニューを提供している店が多く、外国人観光客にも対応が手厚いので失敗が少ないです。
銀行・郵便局・両替の代替手段
銀行は12月31日〜1月3日が完全休業、ATMも一部停止します。両替が必要なら以下が代替手段:
🔄 三が日に現金を確保する方法
セブンATM(24h)
空港の両替所
百貨店の両替コーナー
主要駅の自動両替機
あなたが滞在前に1万円〜3万円程度の日本円を用意しておけば、三が日も問題なく過ごせます。クレジットカード対応が進み、コンビニ・チェーン店・タクシーまで使えますが、神社の屋台・お賽銭・小規模商店は現金のみが大半です。
交通機関のスペシャルダイヤ
JR・大手私鉄・地下鉄は大晦日終夜運転を実施。元日早朝も含めて初詣移動が可能です。元日は土休日ダイヤ、または特別ダイヤが組まれます。
- JR東日本:山手線・京浜東北線等が大晦日23時頃〜元日明け方まで終夜運転
- 東京メトロ:銀座線・丸ノ内線等が終夜運転
- 京王電鉄・小田急:明治神宮・高尾山方面で終夜運転
- 新幹線は通常ダイヤ+臨時便の組み合わせ。指定席は早めに予約必須
- 路線バス:地方では大晦日〜元日完全運休も多い。事前確認必須
外国人観光客が陥りやすい落とし穴
1. 観光地の宿泊予約が春節並みに混雑
京都・東京・大阪・北海道の人気エリアは年末年始の宿泊料金が通常期の2〜3倍になります。元日朝の初日の出スポット(高尾山・富士山見える宿)は1か月前に満室が普通。早めの予約が必須。
2. 行政手続きは絶対不可能
SIMカード契約で国民健康保険証や住民票が必要なのに、市役所が休みで取れない――というケースが頻発。12月25日までにすべての行政手続きを終わらせるのが鉄則。
3. 病院の救急外来は使えるが平日通院は不可
三が日は救急外来は24時間対応ですが、一般外来は休業。常用薬の処方箋更新は12月25日までに済ませること。風邪薬等はマツモトキヨシ等のドラッグストアで購入可能(営業時間は短縮)。
4. 個人経営の名店は閉まっている
「日本に来たら絶対あの寿司屋に!」と意気込んで来ても、12月29日〜1月3日が休業のことが多々あります。事前に店舗の公式サイトかGoogleマップの営業時間を確認必須。
あなたの滞在パターン別おすすめ動き方
🤔 あなたの滞在パターンは?
NO ↓
NO → 個人店は事前確認
三が日のみの短期滞在なら、初詣+温泉+チェーン店食事+神社の屋台がベスト。1月4日以降まで滞在できるなら、ショッピング・観光・個人店巡りは後半に回すのが効率的です。1月2日の百貨店初売りは名物イベントなので、ぜひ体験してみてください。
よくある誤解
誤解1:「日本の年末年始は全部閉まる」
これは半分正解、半分誤解です。個人店・行政・銀行は休む一方、コンビニ・交通・チェーン店・観光地は通常稼働。困ることは少ないです。
誤解2:「初詣に外国人は行けない」
誤解です。明治神宮(東京)・伏見稲荷(京都)・住吉大社(大阪)等の有名神社は外国人観光客も歓迎。多言語ガイドや英語の解説板を備えた神社も増えています。お賽銭は5円・10円・100円程度で十分。
誤解3:「初日の出は富士山が一番」
富士山周辺はベストですが、関東なら高尾山・東京タワー・スカイツリー、関西なら六甲山、北海道なら釧路湿原と全国に名所があります。富士山は1か月前から宿が満室なので、無理せず代替地を選ぶのが現実的。
誤解4:「百貨店の初売り=爆安」
福袋は確かに人気で、3万円分の商品が1万円で買えることもありますが、中身は選べません。最近は「中身見える福袋」が主流になりつつあります。狙う前に各百貨店のWebサイトをチェック。
FAQ
Q1. 元日に外食できますか?
可能です。チェーン店(牛丼・ファミレス・カフェ・ホテル内レストラン)が中心となります。個人店は休業が多いので事前確認を。
Q2. ATMで日本円は下ろせる?
セブン銀行ATMはほぼ24時間稼働、海外発行のVISA・MASTER・銀聯カードに対応。三が日でも問題なく現金を引き出せます。
Q3. 宅配便は動いている?
ヤマト運輸・佐川急便共に1月1〜3日は休業。1月4日以降に再開。荷物の集荷依頼は12月28日までに。
Q4. 元日のレンタカーは借りられる?
可能です。トヨタレンタカー・日産レンタカー等は元日も多くの店舗で営業。ただし大晦日や元日朝は予約が必須。
Q5. お土産屋は開いている?
空港・主要駅・観光地のお土産店は営業。三が日も観光客向けに開けるところがほとんど。商店街の和菓子屋等は休業店もあります。
地域別の特色:東京・大阪・京都の違い
同じ年末年始でも、都市によって雰囲気がまったく異なります。観光客が選ぶエリアによって、できることが変わってくるので比較してみましょう。
東京
世界最大級の都市らしく、三が日でも営業しているチェーン店・観光地が多い。明治神宮の初詣は3日間で約300万人、浅草寺も約280万人と圧倒的な賑わい。新宿・渋谷・銀座の主要チェーンと観光案内所は通常通り稼働。
大阪
商業の街らしく百貨店の初売り・福袋文化が濃厚。難波・梅田の阪急・阪神百貨店は1月2日朝から大行列。住吉大社の初詣も三が日で約230万人。たこ焼き・お好み焼き等の名物食は個人店が多いため事前確認を。
京都
古都らしく個人店の休業が顕著。一方で寺社仏閣は元日特別拝観が多数。伏見稲荷大社、清水寺、八坂神社が観光メインルート。お正月限定のお茶会や和菓子も体験できます。京都市観光協会の公式サイトに営業情報が集約されています。
📚 参考文献
- ・FUN! JAPAN「【2025-2026】Year-End and New Year Holidays」 https://www.fun-japan.jp/en/articles/13863
- ・FUN! JAPAN「Are Stores Open on New Year’s Day? Tokyo, Osaka, Fukuoka」 https://www.fun-japan.jp/en/articles/7669
- ・The Tokyo Chapter「JAN 1-3, 2026: WHAT’S OPEN IN TOKYO?」 https://www.thetokyochapter.com/jan-1-3-2024-whats-open-in-tokyo/
- ・Tokyo Mate「Tokyo Year-End Business Hours 2026」 https://tripmate.news/posts/tokyo-year-end-business-hours-2026/
まとめ
- 2025–2026年末年始休業は最大9日間(12月27日〜1月4日)
- コンビニ・大手チェーン・観光地は通常稼働、個人店・行政・銀行は休業
- 1月1日は百貨店全休、1月2日からは「初売り」が定番イベント
- JR・地下鉄は大晦日終夜運転、初詣移動も可能
- セブンATMは24時間稼働、海外カードでも現金引き出し可
- 三が日中心なら神社+チェーン店、4日以降にショッピングがベスト
- 個人経営の名店を訪れたいなら事前に営業日確認必須
※本記事は2026年4月時点の情報。2026–2027シーズンは最新情報を各店舗でご確認ください。














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