ホリエモンの夢が詰まった宇宙ベンチャー:インターステラテクノロジズの挑戦

NASAでもJAXAでもない。宇宙にロケットを飛ばしたのは
「町工場」だった。

NASAでもJAXAでもない。宇宙にロケットを飛ばしたのは
「町工場」だった。
※画像はイメージです

「宇宙開発」と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?

アメリカのNASA?
日本のJAXA?
それとも、億万長者の企業家が立ち上げた巨大プロジェクト?

もし、そうだとしたら、あなたは今、日本で起きている“本当の革命”を知らないかもしれません。

「ホリエモン」の愛称で知られる実業家・堀江貴文氏
かつてライブドアでインターネット業界を席巻した彼が、次に挑んだのはなんと──宇宙でした。

2003年、堀江氏は北海道の町工場とともに、民間によるロケット開発会社「インターステラテクノロジズ(IST)」を設立
目指すは、「国家ではなく、民間の力で宇宙へ行く」という常識破りのビジョン。

その挑戦は、決して平坦なものではありませんでした。
資金不足、度重なる打ち上げ失敗、世間からの批判
それでも、彼らは信じ続けました。

そんな信念のもと生まれたのが、この記事で紹介する“町工場ロケット”の物語です。

北海道の小さな町、大樹町。
ここから、たった10メートルの小さなロケットが、世界中の常識を打ち破って宇宙に飛び立ちました。
そのロケットを生んだのは、民間宇宙ベンチャー企業「インターステラテクノロジズ(IST)」。

国の支援も、巨額の資本も、巨大な施設もない。
でも、“諦めない技術者”と“信じた町”がいた。

それがこの物語の始まりです。


なぜ、外国人にこの話を届けたいのか?

私は日本人として、この挑戦を世界中に伝えたいと思いました。
なぜなら、これは単なるテクノロジーの話ではなく、“信じて前に進む人間の姿”そのものだからです。

インターステラテクノロジズは言います。

「宇宙は、一部の国家や大企業のものじゃない。
誰もがアクセスできる未来にしたい。」

その言葉は、スペースXの成功とは違う意味で、もっとリアルに、もっと人間的に私の心を打ちました。


🛰️ インターステラテクノロジズとは? “町工場のロケット”が
日本初の民間宇宙到達へ

🔧 ロケット「MOMO」の設計と技術

MOMO(モモ)は、インターステラテクノロジズが開発した観測用ロケット(サウンディングロケット)

 ロケット「MOMO」の設計と技術
※画像はイメージです
項目内容
全長10.1m
直径0.5m
重量約1,220kg
推力14kN(約1.4トン)
燃料エタノール
酸化剤液体酸素
到達高度100km(宇宙空間の境界線)

2019年5月、MOMO3号機が高度100kmの宇宙空間に到達
日本の民間単独による宇宙到達はこれが初の快挙です。

開発・設計・試験すべてを北海道で行い、「地方の町工場が宇宙へ挑む」という、世界に類を見ないプロジェクトでした。


🔥 成功3回、失敗4回。それでも飛び続ける理由

 成功3回、失敗4回。それでも飛び続ける理由
※画像はイメージです

これまでのMOMOの打上げ回数は7回。
成功は3回。失敗は4回。

でも、ISTは失敗のたびに原因を洗い出し、設計を見直し、試験を繰り返してきました
その姿勢こそが、技術開発の本質です。

「ロケットが飛ばないのは、誰かが諦めたからだ」──IST創業者・堀江貴文

この言葉に、多くの若い技術者が勇気をもらいました。
あなたにも、この“諦めないマインド”が届けば嬉しいです。


🚀 ZEROロケット開発中!民間による“人工衛星打上げ”の未来がここに

🛰️ ZEROとは? 小型人工衛星の打上げに特化した新型ロケット

 ZEROとは? 小型人工衛星の打上げに特化した新型ロケット
※画像はイメージです

MOMOの次にISTが取り組んでいるのが、小型衛星打上げ専用のロケット「ZERO(ゼロ)」。

項目内容
用途超小型人工衛星(CubeSatなど)の軌道投入
システム液体燃料、軽量エンジン、再設計された誘導システム
製造北海道大樹町にて内製中心
試験複数回実施中
打上げ予定2024年度中(予定)

ZEROが成功すれば、日本初の民間による商業人工衛星運用が実現します。
これにより、国家機関に頼らずとも、スタートアップが宇宙ビジネスを運用する未来が開かれるのです。


🤝 トヨタの子会社と連携|“製造革命”が始まっている

 トヨタの子会社と連携|“製造革命”が始まっている
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ISTは、ウーブン・バイ・トヨタとの提携を発表。
これはロケット業界にとって非常に大きな意味を持ちます。

  • 製造コストの削減
  • 自動化と品質の向上
  • 量産化による宇宙ビジネスのスケーラビリティ

世界が注目するのは、“日本の製造業が、宇宙にどう関わっていくのか”という未来そのものです。


🏔️ 北海道・大樹町から宇宙へ|「地方×宇宙」のモデルケース

北海道・大樹町から宇宙へ|「地方×宇宙」のモデルケース
※画像はイメージです

インターステラテクノロジズの開発・試験・打上げ拠点は、北海道大樹町。

この小さな町は今、「宇宙港を持つ町」として全国から注目されています。

  • 地元の学生が宇宙教育に参加
  • 地域経済の活性化
  • 移住者や観光客の増加

“宇宙”は一部の天才たちのものではなく、暮らしを変える産業でもある
そんな希望を、この町が体現しています。


🌌 ISTが目指す未来|宇宙の「民主化」と「自分ゴト化」

ISTが目指す未来|宇宙の「民主化」と「自分ゴト化」
※画像はイメージです

「宇宙開発は“自分には関係ないこと”
そう思われている現実を変えたい。」インターステラテクノロジズ

ISTが目指すのは、“誰もが宇宙を使える時代”。

  • 学生の実験が宇宙へ
  • 中小企業の広告が宇宙へ
  • 起業家のビジョンが宇宙へ

宇宙は、一部の人だけの特権ではなくなる
その扉を、ISTは静かに、しかし確かに開こうとしています。


💬 コメント募集|あなたなら、どんな夢をロケットに乗せたいですか?

 コメント募集|あなたなら、どんな夢をロケットに乗せたいですか
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🌠「小さな企業が宇宙に挑むなんて、本当に感動した」
🚀「私の国にも、こんなスタートアップがあったらいいのに」
💭「宇宙は遠いと思ってた。でも今、少し近く感じた」

あなたの感じたことを、ぜひコメント欄で教えてください👇
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