「暴れ馬?天才?日本の競走馬ゴールドシップが世界で愛される理由」

「暴れ馬?天才?日本の競走馬ゴールドシップが世界で愛される理由」

こんにちは!いわぴこです!

名馬紹介シリーズ第2弾

日本競馬界には数々の名馬が存在しますが、その中でも異彩を放ち、国内外の競馬ファンから熱狂的に愛される馬がいます。その名は「ゴールドシップ」。
気分屋でありながら驚異的な強さを誇り、レースでは予測不能な動きを見せ、時には大敗することも…。しかし、それでも彼を愛さずにはいられない。なぜゴールドシップはここまで世界中のファンを魅了するのか?彼の伝説を振り返りながら、その魅力を紐解いていきます。


【ゴールドシップの生い立ち】

【ゴールドシップの生い立ち】
※画像はイメージです

ゴールドシップは 2009年3月6日、北海道の日高町・出口牧場 で生まれました。
父はステイゴールド、母はポイントフラッグ。ステイゴールド産駒らしく、気性の荒さと驚異的なスタミナを持ち合わせていました。

生まれた時から 500kgを超える大柄な馬体 で、周囲の想定を大きく超えるサイズでした。
その大きな体を持て余すかのように 自由奔放で、まったく言うことを聞かない性格
すでにこの頃から、ゴールドシップの「破天荒伝説」は始まっていたのです。

そして、彼の 名の由来は「黄金の船」
この名にふさわしく、彼は日本競馬界を大きく揺るがす存在になっていきました。成績

成績

彼の数々の伝説を、成績表で振り返ります!

ゴールドシップの主な成績

日付開催レース名着順芝ダ距離馬場頭数馬番人気騎手斤量タイム
2011.07.09函館サラ系2歳 新馬11800m稍重1052秋山真一郎57.01:51.2
2011.09.10札幌コスモス賞 (オープン)11800m841秋山真一郎57.01:53.6
2011.10.01札幌札幌2歳S (GⅢ)21800m1362安藤勝己57.01:50.9
2011.12.24阪神R-NIKKEI杯2歳S (GⅢ)22000m1633安藤勝己57.02:02.6
2012.02.12東京共同通信杯 (GⅢ)11800m1132内田博幸57.01:48.3
2012.04.15中山皐月賞 (GⅠ)12000m18144内田博幸57.02:01.3
2012.05.27東京日本ダービー (GⅠ)52400m1862内田博幸57.02:24.0
2012.09.23阪神神戸新聞杯 (GⅡ)12400m15141内田博幸57.02:25.2
2012.10.21京都菊花賞 (GⅠ)13000m1811内田博幸57.03:02.9
2012.12.23中山有馬記念 (GⅠ)12500m16131内田博幸57.02:31.9
2013.03.17阪神阪神大賞典 (GⅡ)13000m971内田博幸57.03:05.0
2013.04.28京都天皇賞(春) (GⅠ)53200m1881内田博幸57.03:15.1
2013.06.23阪神宝塚記念 (GⅠ)12200m11102内田博幸57.02:13.2
2013.10.06京都京都大賞典 (GⅡ)52400m13121内田博幸57.02:23.2
2013.11.24東京ジャパンC (GⅠ)152400m17132内田博幸57.02:27.5
2013.12.22中山有馬記念 (GⅠ)32500m16142R.ムーア57.02:33.8
2014.03.23阪神阪神大賞典 (GⅡ)13000m911岩田康誠57.03:06.6
2014.05.04京都天皇賞(春) (GⅠ)73200m1882C.ウィリアムズ57.03:15.6
2014.06.29阪神宝塚記念 (GⅠ)12200m12111横山典弘57.02:13.9
2014.08.24札幌札幌記念 (GⅡ)22000m1451横山典弘57.01:59.2
2014.10.05LCH凱旋門賞 (GⅠ)142400m206横山典弘57.0
2014.12.28中山有馬記念 (GⅠ)32500m16141岩田康誠57.02:35.4
2015.01.25中山AJCC (GⅡ)72200m1781岩田康誠57.02:14.1
2015.03.22阪神阪神大賞典 (GⅡ)13000m1081岩田康誠57.03:05.9
2015.05.03京都天皇賞(春) (GⅠ)13200m1712横山典弘57.03:14.7
2015.06.28阪神宝塚記念 (GⅠ)152200m16151横山典弘57.02:15.6
2015.11.29東京ジャパンC (GⅠ)102400m18122横山典弘57.02:25.1
2015.12.27中山有馬記念 (GⅠ)82500m16151内田博幸57.02:33.3

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なぜゴールドシップは外国人に人気なのか?

なぜゴールドシップは外国人に人気なのか?
引用:Pixabay

1. 見た目のインパクト

ゴールドシップは、日本競馬では珍しい「芦毛(あしげ)」の馬で、しかも非常に大柄な体型。レース映像を見れば、一目で彼がどの馬か分かるほど目立つ存在です。加えて、レース終盤になるとぐんぐんと加速するその走りは、まさに「白い怪物」と呼ぶにふさわしいものでした。

2. 予測不能なレース展開

彼のレースは決して単調ではなく、まさにドラマそのもの。出遅れたり、途中で気分が乗らずにダラダラ走ったり、それでも急にやる気を出してぶっちぎることもありました。外国の競馬ファンは、こうした「ドラマ性」のある馬を特に好みます。まるでスポーツアニメの主人公のような彼の走りに、多くの人が惹かれたのです。

3. 騎手たちとの名コンビ

ゴールドシップは多くのジョッキーに乗りこなされましたが、特に「暴れ馬ゴルシ」との戦いを繰り広げたのが内田博幸騎手と横山典弘騎手。時には手に負えず、時には見事に操る。彼らの駆け引きもまた、競馬ファンを楽しませました。

4. 伝説的なレース

特に2015年の天皇賞(春)は、「横山典弘の神騎乗」として語り継がれています。スタート直後にゴールドシップが気分を失い後方に沈むも、横山騎手が外から一気に押し上げ、最後には驚異的な末脚で勝利。これには海外ファンも大興奮し、「GOLD SHIP IS INSANE(ゴールドシップはヤバい)」といったコメントが溢れました。


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いわぴこ
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猫とお酒が好きで、休みはドライブや飲み歩きしています! 好きな言葉は十人十色です! 好きな食べ物は刺身、ラーメン、チーズで嫌いな食べ物はグリンピースです! 最近のマイブームは動物占いです! 好きな人物像は誰からも頼れて、冷静に物事の答えを導き出せる人です!