関西の奥座敷・有馬温泉
こんにちは、日本の魅力を世界に発信するブロガー・ぐっちーです!
「もっとディープな日本を旅したい」──そんな旅人の願いを叶える場所が、兵庫県にある有馬温泉です。
1300年以上の歴史、神話や戦国時代の英雄に愛された湯、そして世界でも珍しい2種類の泉質──これらが1つの温泉地に凝縮されているのは、有馬温泉だけ。
この記事では、有馬温泉がなぜ“日本人の心”をとらえてきたのか、そしてなぜ今、世界中の旅行者が憧れるのかを、たっぷりご紹介。観光スポットから絶景ホテルまで、あなたの旅が一段と豊かになるよう、心を込めてまとめました。
なぜ有馬温泉が日本人に愛され、外国人にも人気なのか?

有馬温泉の魅力は、ただのお湯ではありません。それは日本の歴史、文化、精神性がしみ込んだ“生きた遺産”だからです。
『日本書紀』にその名が記されるほど古い歴史を持ち、奈良時代には僧・行基が整備。平安の貴族や、戦国武将・豊臣秀吉もたびたび逗留したことで知られています。
その背景にあるのは、有馬の“泉質の奇跡”。
- 金泉:塩分と鉄分を含む赤褐色の湯。湯上がりもポカポカで、冷え性や疲労回復に効果的。
- 銀泉:無色透明の炭酸泉や放射能泉。美肌効果と血流改善が期待でき、女性にも大人気。
有馬温泉のおすすめ観光スポット
金の湯・銀の湯
有馬温泉を代表する公衆浴場。金泉(金色の湯)は塩分と鉄分を多く含み、保温効果が高く体を芯から温めてくれます。銀泉(透明な湯)はラジウム泉や炭酸泉で、美肌やリラクゼーション効果があり、特に女性に人気。どちらも手頃な価格で体験でき、タオルや浴衣のレンタルもあり手ぶらでもOK。旅の初日や締めくくりにぴったりです。
太閤の足湯&ねね橋

豊臣秀吉とその妻・ねねにちなんだ観光名所。太閤の足湯は無料で利用できるスポットで、旅の合間に気軽に立ち寄れるのが魅力です。石畳に囲まれた足湯で温まった後は、ねね橋の赤い欄干で記念撮影を。周囲にはベンチや土産屋も点在し、散策が楽しいエリアです。
有馬玩具博物館
6階建ての館内には、ドイツや日本の職人が手作りした木製おもちゃやアンティークが並び、大人も夢中になる空間。中には実際に触れて遊べる展示もあり、体験型ミュージアムとして世界中から訪れる観光客に人気です。併設カフェでは、館内で過ごした時間を振り返りながらゆっくりくつろげます。
瑞宝寺公園

特に秋の紅葉シーズンは「有馬随一」と称される絶景スポット。かつて豊臣秀吉が何度も訪れ、囲碁を打ったとされる石の碁盤が残る等格式高い場所で、静かな園内に鮮やかなもみじが広がります。シーズン中はライトアップも行われ、幻想的な雰囲気に包まれます。
鼓ヶ滝公園

山あいに位置し、知る人ぞ知る静寂の自然公園。滝の音が鼓のように響くことから名付けられました。新緑や紅葉の季節はもちろん、夏の避暑や冬の静けさも楽しめる四季折々の風情が魅力。朝の森林浴にも最適な癒しの空間です。
ぐっちー厳選!有馬温泉のおすすめホテル3選
兵衛向陽閣(ひょうえこうようかく)

創業700年以上の老舗旅館で、滞在していた豊臣秀吉から「兵衛」の名を授かったという伝統の宿。館内には3つの異なる大浴場があり、それぞれに趣向を凝らした金泉を堪能できます。客室は和室から和洋室、露天風呂付きまで多彩。食事は本格的な会席料理で、季節の素材をふんだんに使った“味わう芸術”が楽しめます。外国語対応スタッフも常駐し、海外からのゲストにも安心です。
古泉閣(こいずみかく)

約6万坪の広大な敷地に佇む、静かな隠れ家旅館。自家源泉を持ち、泉質豊かな金泉を心ゆくまで楽しめます。敷地内には回遊式の日本庭園があり、客室からは四季折々の風景が望めます。離れタイプの特別室や、木の香り漂う数寄屋造りの本館客室も魅力で、日常を忘れてくつろげる特別なひとときが過ごせます。
有馬グランドホテル

有馬温泉街を一望する高台に建ち、絶景の展望風呂が人気のリゾートホテル。館内には大浴場、貸切風呂、岩盤浴、スパなど癒し設備が充実。料理はビュッフェスタイルから会席料理まで選べ、多様なニーズに応えてくれます。特に展望ラウンジからの夜景は圧巻で、カップルやファミリーにも大好評です。アクティビティや送迎サービスも整い、快適な滞在をサポートします。
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