西武ライオンズの愛されマスコットたち☆レオとライナの魅力に迫る!

西武ライオンズの愛されマスコットたち☆レオとライナの魅力に迫る!
※画像はイメージです

 こんにちは、かわら版ライターの 花散里です! 読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
 不定期に取り上げている日本のプロ野球チームのマスコットたちの中から、今回は、西武ライオンズのマスコットキャラクター「レオ」と「ライナ」についてお話しします。彼らは唯のいちマスコットではなく、ファンの心を掴み、時には心に寄り添う存在として、球場での試合を一層盛り上げてくれる存在です。野球に詳しくない方でも、彼らの愛らしい魅力に引き込まれること間違いなしです!

 マスコット「レオ」の誕生は、1978年にライオンズ球団が福岡野球から西武グループに売却されたことを機に、当時、西武線沿線に在住していた漫画家の手塚治虫さんに依頼の上、作品『ジャングル大帝』の主人公・レオをペットマークに採用したことが始まりです。打診された手塚さんも喜んで快諾してくださり、すぐにレオの線画を数点描き上げてくださったとのことです。公式マスコット レオは、奇しくもチームがリーグに参戦した年と同じ1979年に誕生したのです。

 因みに、1979年の西武ライオンズファンブックにて、手塚治虫さんはこんなコメントを残しています。

 私の愛する息子ともいうべきジャングル大帝「レオ」が西武ライオンズのシンボルマークに採用されたことは喜びと感激にたえません。(中略)                       レオ軍団=西武ライオンズは、子供たちから大人まで幅広いファンの方々に愛されるチームになると思います。見た目にはスマートで、いざゲームになると一気に燃えるレオ軍団になってもらいたいのが私の願いです。                                  「レオよいざ行かん プロ野球大帝をめざし・・・・・・」

 1981年には、レオの妹「ライナ」が誕生しました。この際にも手塚さんはライナの線画を幾つか描き上げてくださったとのことです。

「レオ」と「ライナ」の誕生に大きく貢献して下さった、手塚治虫さんの存在は、その後の西武ライオンズのチームカラーを決定づける、大きな役割を果たしてくださったといえますね。

レオとライナのプロフィール
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  • 誕生日: 12月5日
  • 身長: 185cm
  • 特技: アクロバット
  • 特徴:
    • 西武ライオンズの象徴であるライオンをモチーフにしたキャラクター。
    • 明るい性格で、ファンとのコミュニケーションを大切にする。
    • 特技はダンスやパフォーマンスで、試合中に観客を盛り上げる。
  • 好きな食べ物: 肉料理(特にステーキ)
  • 趣味: 野球観戦、ファンとの交流
  • 名言: 「みんなでいっしょに、もりあがろう!」
  • 一番幸せな瞬間: しょうりのバックてんがおわって、レオコールをもらったとき
  • 一生に一度やってみたいこと: でんどういりして、やきゅうでんどうはくぶつかんにかざられてみたい
  • ファンのみなさんへメッセージ: きもちをひとつに!まえをむいてしょうりをつかみとろう!
  • 誕生日: 5月5日
  • 身長: 165cm
  • 特技: ダンス
  • 特徴:
    • 西武ライオンズのもう一つの象徴であるライオンの女の子。
    • 可愛らしい見た目と元気な性格で、特に子供たちに人気。
    • ファンとの写真撮影やハイタッチを楽しむ。
  • 好きな食べ物: フルーツ(特にイチゴ)
  • 趣味: ダンス、ファンとの交流
  • 名言: 「みんなといっしょに、たのしいじかんを すごしたいな!」
  • 一番幸せな瞬間: おにくの においがしたとき(?!)
  • 一生に一度やってみたいこと: ベルーナドームを、ライナだらけにしたい!!
  • ファンのみなさんへメッセージ: ライナ、みんなのたいようになります!ぜんりょくのピッカピカで、あついあつい2025シーズンにしようね!

 レオとライナは、それぞれに異なる魅力を持ちながら、共通してファンとの交流を大切にしている、凛々しさと可愛らしさを併せ持つ素敵なマスコットたちです。

 愛すべき彼らの存在は、西武ライオンズの本拠地、ベルーナドーム内で主催される試合を、より楽しいものにしています。

レオ・ライナ エピソードいろいろ
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 精悍なマスク、引き締まったボディを有するレオは、バック転が得意で「連続して10回転以上できる」との事です。その特技を生かし、2023年8月26日の試合前「30秒間にマスコットが後方倒立回転跳びを行った最多数」のギネス世界記録に挑戦。なんと、助走なしで31回を成功させ、新記録に認定される、という快挙を成し遂げました

 また、ある年、交流戦の横浜ベイスターズ戦で、横浜スタジアムの三塁側内野スタンドからフェンスを伝って、レフトスタンドまで移動する、というパフォーマンスをやってのけました。両チームのファンから喝采を浴びたのも、彼らしいエピソードと言えますね。

 レオの性格は明るい優等生タイプで、試合に負けてブーイングを受ける選手を庇う優しさもあるレオ。ファンサービスも旺盛で、球場では気軽に写真撮影やサインに応じるシーンがいつも見られますが…以前は罰ゲーム・イベントなどで嬉々として女装をするシーンがたびたび見られたようです。…どうも、妹のライナのかばんや耳飾りの一部が使われなくなり、彼女が着飾る機会がなくなってしまったため、それを借りての女装が出来なくなったようなのですが…。

 レオは、色々な選手たちの形態模写も得意としているようです。レパートリーは、オリックスの森友哉選手、かつてライオンズに所属していた秋山翔吾選手、菊池雄星投手、さらに癖の強いポーズで有名な敷田直人審判ほか、様々です。

 また、昨年度引退されるまでオリックスに在籍されていた、T-岡田さんの応援歌を、他チームにもかかわらず気に入っていたようで、よくリズムに乗せてパフォーマンスしていたのをライナに見られ、呆れられてしまう様子をファンに撮影されてしまったこともあったようです。

 ライナは、基本的に兄のレオと共に行動することが多く、相手チームの本拠地への遠征もレオと同行するかお留守番が基本なのですが、2013年以降からは、相手チームの球場にライナが単独で遠征することも多くなりました。妹のライナに甘いレオは、少し心配なのかもしれませんが、ライナは、ひとりでもファンとの触れ合いを沢山頑張っています。

 他球団の女の子のマスコットは、チアガールのようなスカートやショートパンツを着ていることが多いのですが、ライナは、唯一、兄と同じユニフォーム姿です。

 そして、兄・レオのようにはいきませんが、唯一アクロバティックな技として、側転を見せることができます。会心の演技が出来た時などでしょうか、ガッツポーズをすることもあります。

レオとライナの人気の秘密
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 西武ライオンズのマスコット、レオは、チームの象徴とも言える存在です。彼の明るい性格と、ファンとのコミュニケーション能力は、球場を訪れる人々にとって特別な体験を提供します。あるファンは、「レオとハイタッチした瞬間、まるで自分もチームの一員になった気分になった」と語っています。このように、レオはファンとの距離を縮め、試合をより楽しませてくれる存在です。

 一方、ライナはその可愛らしい見た目と元気な性格で、特に子供たちに大人気です。ライナと一緒に写真を撮るために、長い列ができることもしばしば。ある親子は「ライナと触れ合ったことで、子供が野球に興味を持ち始めた」と嬉しそうに話していました。このように、ライナは新しいファンを生み出す力を持っています。

 レオとライナの愛らしさや、彼らがどのようにファンの心を掴んでいるのかを間近で見ることで、あなたも彼らのファンになること間違いなしです。球場を訪れる機会があったら、ぜひ彼らに会いに行ってみてください!

みんなの体験をシェアしよう!
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 レオとライナの魅力は、彼らとの触れ合いを通じて感じることができます。あなたも球場での体験をコメントで教えてください!レオやライナと一緒に過ごした思い出や、彼らがどのようにあなたの野球に対する考えを変えていったのか、ぜひシェアしてくださいね。

 また、この記事が面白いと思ったら、ブックマークやシェアをして、友達にも教えてあげてください。各球団にいる、球団マスコットたちの魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたいです!

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