こんにちは、ぴゆんです。
みなさんは「雪国の冬」と聞いて、何を想像しますか?
スキーや温泉、雪まつりのような華やかな光景を思い浮かべるかもしれません。けれど実際に暮らす人々にとって、冬は「美しい」だけではありません。
朝起きると、玄関が雪でふさがれて外に出られない。屋根の雪下ろしができず、家がつぶれる危険と隣り合わせ。特に高齢者や障がい者にとって、雪は生活を奪う存在にもなるのです。
そんな雪国で生まれたのが 「除雪ボランティア」。
ただの雪かきではなく、命を守り、心をつなぎ、地域の未来を強くする活動です。
今日は私ぴゆんが実際に体験したエピソードを交えながら、その魅力を世界の皆さんにお届けします。


🌍なぜ外国から注目されるのか?
北海道の除雪ボランティアは、日本国内だけでなく、海外の人々からも関心を集めています。
1. 雪は「命の問題」だから
海外の温暖地域の方にとって雪は観光資源であり、美しい風景です。しかし北海道では、雪が「生死を分ける障害」になります。玄関先の雪を放置すれば、病院や避難への道をふさいでしまう。それを地域の人々が協力して解消する姿は、世界から見てもユニークで尊い活動なのです。
2. 日本特有の「多世代協力」
欧米ではボランティア文化が根付いていますが、「学生と高齢者が一緒に雪かきをする」という形はあまり見られません。北海道では20代の若者と60代以上のシニアが肩を並べ、作業を通じて自然に会話や笑いが生まれます。これは日本の「世代を超えた共助文化」の象徴です。
3. 観光では知れない「暮らし」を体験できる
観光で訪れるだけでは分からない、冬の厳しい現実。除雪ボランティアに参加することで、北海道の「リアルな生活」に触れられます。その学びは旅の思い出を超えた価値を持ちます。


🏠ぴゆんの体験談:雪と涙と温かいお茶
私が初めて参加したのは、美幌町でのボランティアツアーでした。
一晩で膝まで雪が積もり、スコップを入れると重たい雪がズシッと崩れる、そんな日でした。
向かったのは一人暮らしのおばあさんの家。玄関は雪の壁にふさがれ、まるで「閉ざされた家」のようでした。私を含む数人のボランティアで一時間以上かけて掘り進み、ようやく扉を開けた瞬間…。
おばあさんは涙を浮かべて「これで外に出られるわ」と声を震わせました。
その後、手渡してくれた温かいお茶の湯気と優しい笑顔。冷え切った体に染み渡るその瞬間、私は「雪かきは人の心を救う行為なのだ」と強く感じました。
この体験は、観光では得られない「心の財産」として今も私の中に残っています。
💡北海道の除雪ボランティアの特徴
地域貢献
自力で除雪できない高齢者や障がい者を対象に行い、地域の人々が直接支え合います。
多世代交流
若者とシニアが共に活動することで、世代を超えた学びとつながりが生まれます。
地域課題の学び
雪害を肌で感じ、地域が抱える課題を学ぶ「生きた教材」となります。

🎯除雪ボランティアの目的
生活環境の改善
安全に外出できるようにすることは、高齢者の命を守ることに直結します。
地域の連携強化
住民、学校、企業が協力することで、地域の絆を深め「共助の文化」を育みます。
社会福祉の向上
除雪支援は福祉全体の底上げにつながり、雪害から地域を守る基盤になります。
🌐外国人にとっての魅力
- 観光以上の体験:雪国の「暮らし」を知ることができる
- 文化理解:日本の「助け合い文化」に触れられる
- 国際交流:外国人ボランティアの参加も増え、交流の場になっている

❄️雪の先にある、人の温もり
北海道の除雪ボランティアは、雪を片付けるだけではありません。
それは「命を守り、人をつなぎ、地域を強くする」活動です。
私が体験したおばあさんの涙とお茶の温もりは、何年経っても忘れられません。もしあなたが北海道を訪れる機会があれば、ぜひ除雪ボランティアを体験してみてください。雪国の厳しさと、人の優しさを同時に感じられるはずです。

💬あなたの声を聞かせてください!
👉 あなたなら、北海道で除雪ボランティアに参加してみたいですか?
👉 「雪国の助け合い文化」についてどう思いますか?
📌ぜひこの記事をブックマークして、感想をコメントで教えてください!
シェアしていただければ、北海道の温かい文化をもっと世界に広げられます。
コメントを残す