こんにちは、「けっけ」です。
40代、大手IT企業に勤務しながら、世界を旅してリモートワークをしています。
プログラミング、旅、美味しいもの、猫が好き。
そんな日常の中で、一番大切にしているのは「心がふるえる瞬間」です。
今日お伝えしたいのは、北海道・富良野。
ここはただ美しいだけの場所じゃありません。
ここには、言葉にならないものが、確かに存在しています。
疲れた心に、そっと寄り添ってくれる。
置き去りにしていた感情を、優しく迎え入れてくれる。
そんな”奇跡”が、富良野にはありました。
なぜ日本の富良野は、人生の中で一度は訪れるべき場所なのか
① 「ありのまま」を取り戻せる場所だから

富良野にいると、不思議なほど、自分を飾る必要がなくなります。
春の若葉は、無垢な子供のように。
夏のラベンダー畑は、全力で笑う友達のように。
秋の丘は、人生を味わい尽くした大人のように。
冬の雪景色は、すべてを優しく包み込む母のように。
自然が、何も言わず、寄り添ってくれる。
そんな場所、世界中探しても、そうそうない.
ファーム富田の丘で立ち止まったとき、私は気づきました。
「何者かにならなきゃいけない」って、ずっと自分を追い立てていたことに。
でも富良野は、ただの私を、何も責めず、迎え入れてくれたのです。
② 心の「失われた色」を取り戻してくれるから

富良野の風景は、どこか懐かしい。
でも、同時に「こんな世界、知らなかった」と心から思わせてくれます。
夜の森に静かに灯るニングルテラス。
雨上がりの空気を纏った青い池。
絵具を散らしたように広がる四季彩の丘。
そこに立つと、胸の奥にしまい込んでいた、
小さな夢とか、幼い頃の好奇心とか、
忘れていた大事なものが、少しずつ戻ってくる。
富良野は、「あなたはそのままでいいんだよ」と、静かに伝えてくれる場所です。
けっけの体験談
ニングルテラス──雪の夜、心が震えた瞬間

冬の富良野は、ただただ静かでした。
音のない森を一歩ずつ歩いて、たどり着いたニングルテラス。
小さなログハウスの窓から漏れる、あたたかな光。
手袋を脱いで、オルゴールにそっと手を伸ばす。
木の温もりが指に伝わったとき、涙がにじみました。
オルゴールを耳に当てると、柔らかいメロディが流れ出す。
まるで、ずっと心の中に閉じ込めていた”小さな自分”に、やっと出会えたようでした。
私は、静かに誓いました。
これからも、自分の心を見失わないように生きていこうって。
ファーム富田──ただ「そこにいる」幸福を知った午後

夏。ファーム富田のラベンダー畑は、想像を超えていました。
風に揺れる紫の波。
太陽に溶ける花の香り。
遠くで聞こえる、誰かの笑い声。
私はソフトクリームを持ったまま、丘が見えるベンチに座りました。
そして、ただ風を感じていた。
「何もしない」という贅沢を、感じた瞬間でした。
スマホも、時計も、予定も、全部いらない。
ただ、「今ここ」にいる。
それだけで、世界はこんなにも優しい。
富良野・幻想スポットまとめ

スポット | 特徴 | ベストシーズン |
ニングルテラス | 雪に包まれた森に、小さな温もりが灯る | 冬(クリスマスシーズン) |
青い池 | 曇りの日にこそ映える、深く静かな青 | 初夏〜秋 |
ファーム富田 | 空と大地が溶けあう、ラベンダーの楽園 | 7月〜8月 |
四季彩の丘 | 色とりどりの花が咲き誇る、”夢の続き”のような景色 | 6月〜10月 |
最後に

人生には、ときどき「心を洗い流す旅」が必要です。
それは、遠くへ行くことでも、何かを成し遂げることでもない。
ただ、優しい風に吹かれること。
ただ、何も考えず空を眺めること。
ただ、「自分を思い出す」こと。
富良野には、それが全部そろっています。
もし、今あなたが少しでも「本当の自分に会いたい」と思ったなら。
次の旅先は、迷わず富良野を選んでください。
あなたの旅が、世界一優しいものになりますように。
そして、もしよければ、旅の後にどんな景色を見たか、教えてくださいね。
あなたの話を、心から楽しみにしています。
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